活動内容

日本では、行政機関や保護団体等の皆さんが日々奮闘し保護猫活動に尽力し、その甲斐あって徐々に数は減ってきていますが、未だに年間1.1万頭以上もの猫が殺処分されています。


野良猫を保護し、シェルターや個人宅預かりで飼育するのには限界があります。
そこで、これ以上野良猫が増えないように一代限りの命として、
まず、地域で見守る保護猫活動をしている団体さんへの支援を中心に支援を行っています。

保護猫カフェとは?

保護猫カフェの話をする前に、まずは普通の猫カフェについて簡単に説明します。

猫カフェとは、喫茶店に沢山の猫が居て、猫と直接触れ合うことが出来る空間のことです。
普通は何匹かの猫が放し飼いにされており、お客さんがそこで飲食しながら猫と触れ合います。中には、猫と遊ぶスペースと飲食のスペースが分かれているケースもあります。

猫カフェの料金システムは各カフェによって異なりますが、多くは漫画喫茶の料金システムと似ており、1時間に1000円前後ワンドリンク付きの時間制です。(休日は更に休日料金が加算されます)

お客さんはそこで、猫カフェのルールに従った上で、猫と触れ合い、おもちゃを使って遊び、写真を撮り、眺める、等々、思い思い自由に過ごしています。

保護猫カフェもまた、普通の猫カフェのシステムと変わりません。
大きな違いは、猫カフェで過ごしている猫が保護されたかどうかと、猫カフェで過ごしている猫の譲渡をしているかどうかの2点だけです。
但し、在籍猫全てが譲渡対象ではない場合も多いので、お店によって確認しましょう。


また、保護猫カフェの利用料や飲食代などは、保護猫達の食事や医療費などに使われるため、保護猫カフェに遊びに行くだけで保護猫活動の一貫になります。


保護猫へ何か支援したい方や、新しい家族として保護猫を検討している方にはおススメのスポットですので、ぜひ近所の保護猫カフェに足を運んでみてください。

保護猫活動の重要性

猫は繁殖力の強い動物で、雌猫は生後4ヶ月程度から妊娠し、年間で2~4回の出産が可能です。一度の出産で4~8頭の仔猫を産むので、単純計算で1頭の雌猫から1年で20頭、2年で80頭以上ととんでもないスピードで増加していきます。

野良猫の増加は糞尿被害をはじめとする様々なトラブルに繋がるため、不妊・去勢手術などによって猫の生態を適切にコントロールし、地域住民と共生できるようにすることが必要不可欠です。
つまり、野良猫を捕獲(Trap)し、不妊・去勢手術(Neuter)を行い、元のテリトリーに戻す(Return)というTNRをした上で、糞尿対策や節度あるエサやりなどの適正管理を行うことで地域との共生を図っていく活動であるこの活動は、重要であると言えます。

保護猫カフェでかかる費用

MIRAITERASが支援をしている、保護猫カフェCatioさんの場合でお話しをお伺いいたしました。

1ヶ月でかかる費用(10匹分)
猫えさ(療法食、サプリを含む) ¥25,000
猫砂 ¥30,000
消毒薬、うんち袋、シート等 ¥8,500
医療費 ¥25,000
光熱費 ¥17,500
交通費(病院などの) ¥20,000
その他 ¥10,000
合計 ¥136,000

それに対して、カフェの利用料や譲渡費用、寄付金で集まるのが毎月約75,000円だそうです。

毎月6万円を超える金額の赤字を貯金から削って運営をされているそうです。
これは、Catioさんに限らず他の保護猫カフェの店舗も同じことが言えます。

皆様からの暖かいご支援お願いいたします。

ご支援はこちら

日本における保護猫活動内容

保護猫活動には、保護・健康チェック・飼育・譲渡の4つの手順があります。
これらの手順について、簡単に説明します。

①猫を保護する

猫の保護は、主に下記の4つに分類されます。

・行政施設(保健所など)から猫の引き出し
・野良猫の保護
・多頭飼育崩壊した猫の保護
・虐待されていた猫の保護

それぞれの分類に合わせた手順や注意点があるため、行動に移す前に事前に調べておきましょう。
②保護した猫の健康状態をチェックする

保護された猫は基本的に、医療・健康チェック(ワクチン接種、ノミ・マダニのチェック、血液検査など)は、行われていません。なので、保護した猫はまず最初に医療チェックを行う必要があります。
医療・健康チェックは動物病院で獣医師によって行われますが、全ての動物病院が保護されたばかりの猫の診療を行ってくれるわけではないので、事前に保護猫活動に賛同し、協力してくれる動物病院を探し、団体の提携病院(かかりつけ医)にしておくと安心です。
③保護した猫を飼育する

保護した猫を飼育するに当たり基本的なこととして、欧州で提唱され始めた概念(アニマルウェルフェア)の中にある、「5つの自由」という指標を理解し、遵守することが求められます。
※こちらの指標は猫を含めた全ての動物をペットとして飼う場合も同様です。
「5つの自由」とは?
飢え・渇きからの自由(Freedom from Hunger and Thirst)
健康のために必要な食事・水を適切に与えること。
痛み・負傷・病気からの自由(Freedom from Injury or Disease)
様子が変だと感じたらすぐに獣医師の元へ連れていき、適切な治療を施すこと。
恐怖・抑圧からの自由(Freedom from Fear and Distress)
肉体的だけでなく、精神的なストレスの元である恐怖や抑圧を与えないように気をつけること。
不快からの自由(Freedom from Discomfort)
各々の動物に合わせた、清潔で安全で快適な環境を用意すること。
本来の行動が取れる自由(Freedom to Express Normal Behaviour)
各々の動物の、本能・習性に従った自然な行動が行えるように工夫すること。
※群れで生活する動物は同種の仲間の存在が必要となる。

参照:環境省|ペットの「5つの自由」のこと

また保護した猫を飼育するのは、保護猫活動団体が保有するシェルター(施設)か、個人宅預かりの2パターンに分かれ、それぞれで注意する点が異なります。



【シェルターで飼育する場合】
複数の保護猫を複数のスタッフで飼育するため、飼育環境、健康管理、生体管理、衛生管理など、様々な観点から管理をしっかりと行う必要があります。
特に注意すべきなのは感染症であり、衛生管理は徹底する必要があります。
また、飼育施設の広さや運動スペース、ケージ等の規模、従業員数などの規定があるのでしっかり確認し、徹底しましょう。
参照:環境省|「動物取扱業における犬猫の飼養管理基準の解釈と運用指針」

【個人宅預かりでの飼育する場合】
個人宅預かりでは、乳飲み仔猫を預かる場合と、成猫を預かる場合とで預かることが出来る人や注意すべき点が異なります。

▼乳飲み仔猫の場合
授乳期にはミルクを与え、排泄を補助し、離乳期にはふやかしたフードを与えるといった、成猫とは違うケアが必要になります。そのため、乳飲み仔猫を預かる人は以下の条件を満たす必要があります。

【乳飲み仔猫を預かる人の条件】
・基本的に毎日家に居てお世話が出来ること
・同居する家族全員が保護猫の預かりに賛成していること
・月齢2ヶ月までの世話が出来ること
・乳飲み仔猫のミルク代、消耗品の費用負担が可能なこと

※飼育する上で必要なものは、預かりと団体とでそれぞれ何を用意するのか事前に決めておきましょう。

また、乳飲み仔猫を飼育するために必要なものの準備や、「管理する」という視点で世話を行うことの必要性や、体調不良の早期発見・治療・対処など、成猫以上に注意深く接していかなければいけません。

【乳飲み仔猫の預かり飼育で注意すること】
・低体温にならないよう、温度管理を徹底する(常に25~28度をキープする)
乳飲み仔猫が自分で心地よい場所を選べるよう、温かい部分と涼しい部分の両方を作っておくこと

・ミルクの温度を人肌くらいに温めることと、摂取量をこまめに記録すること

・毎食前&後に体重を測り、順調に体重が増えているかどうかチェックすること
中々体重が増えない、または急に体重が減った場合は、乳飲み仔猫が飲食したミルク・離乳食の量の記録を持って、所属団体に相談の上獣医師の診察を受けること

・乳飲み仔猫が排泄した後は、ティッシュなどで優しく拭くこと
拭く時は優しくトントン叩くようにする

・乳飲み仔猫が嘔吐や下痢を起こした際は、すぐに動物病院へ連れていくこと

・先住猫がいる場合、離して飼育すること

・感染症対策を徹底すること(特に、親が野良猫だった場合は要注意)

乳飲み仔猫は体調を崩しやすく、ただミルクや離乳食を与えるだけでなく、体重がちゃんと増えているかなどの健康管理にも細心の注意を払う必要があります。
昨日まで健康だったのに突然重篤な状態になることもあります。ですがそんな時でも慌てず、速やかに管理団体へ連絡して判断を仰ぎましょう。

▼成猫の場合
新しい家族が見つかるまでの一時的な飼育ですが、預かっている期間はその個人宅が猫の家になることに変わりはありません。
そのため、成猫を預かる人は以下の条件を満たす必要があります。

【成猫を預かる人の条件】
・ペット飼育が可能な住居に住んでいること
・完全室内飼育ができること
・同居する家族全員が保護猫の預かりに賛成していること
・新しい家族が見つかるまで飼育できること
・預かり猫の食費、消耗品の費用負担が可能なこと
・預かり猫の様子を定期的に報告できること
・譲渡会などのイベントに預かった猫を連れて来られること

※飼育する上で必要なものは、預かりと団体とでそれぞれ何を用意するのか事前に決めておきましょう。

また、成猫が預かり先の家で暮らす時間はトレーニング期間でもあるので、以下のことに気をつける必要があります。

【成猫の預かり飼育で注意すること】
・先住猫がいる場合は、お互いに慣れるための時間を最低2週間は作ること
直ぐに対面させるとこはせず、タオルケットの交換などでお互いの匂いに慣れさせることから始めること

・元野良猫の場合は、感染症対策を忘れずに行うこと
預かる元野良猫の成猫の中には、潜伏期間が長く、発症すると高確率で死に至る感染症にかかっている場合があるため、時間をおいて検査した結果、預かり猫がキャリアだった場合は必ず先住猫とは隔離して飼育すること

・人に慣れさせる練習をすること

・脱走には要注意! 徹底して脱走経路を塞ぐこと
脱走は、預かり中のアクシデントとして最も起こる可能性が高いものです。保護したての成猫の場合特に脱走リスクが高いため、玄関に脱走防止扉、窓に脱走防止柵など、厳重な対策を施すこと
※万が一脱走した場合は、直ぐに所属団体、保健所、自治体などに連絡を入れること

④保護した猫の新しい家族・譲渡先を探す

保護された猫は基本的に、医療・健康チェック(ワクチン接種、ノミ・マダニのチェック、血液検査など)は、行われていません。なので、保護した猫はまず最初に医療チェックを行う必要があります。
医療・健康チェックは動物病院で獣医師によって行われますが、全ての動物病院が保護されたばかりの猫の診療を行ってくれるわけではないので、事前に保護猫活動に賛同し、協力してくれる動物病院を探し、団体の提携病院(かかりつけ医)にしておくと安心です。

◆事前準備
保護猫の新しい飼い主さん探し(家族募集)をする前に、対象の保護猫の特徴(見た目や性格、癖など)、健康状態やワクチン接種の有無、適した生活環境、譲渡条件などをまとめる必要があります。
保護猫と新しい家族が幸せに暮らしてもらうためにもしっかりと準備をして、良いマッチングに繋げましょう!

◆募集方法
保護猫の家族募集の方法には、大まかに2つの方法があります。

【近隣エリアや対面で募集する方法】
近所で探す場合には、主に以下の4つの方法があります。

1.クチコミで募集する
2.動物病院などにチラシを置かせてもらう
3.譲渡会に参加する
4.譲渡会を開催する

これらの方法で家族募集をかけた場合、譲渡後もコミュニケーションが取りやすく、譲渡会のように実際に猫を見た人が「家族として迎えたい」となるケースもある一方で、限られた人にしか情報が行き渡らないため、希望者が出るまでに時間がかかったり、反応があまりないなどの可能性があることを頭に置いておきましょう。

【オンラインを利用して募集する方法】
ネットを利用して探す場合には、主に以下の4つの方法があります。

1.HPやSNSで告知する
2.募集サイトに掲載する
3.オンライン譲渡会に参加する
4.オンライン譲渡会を開催する

これらの方法で家族募集をかけた場合、クチコミなどで募集するよりも広範囲に多くの人に情報を伝えることができ、場所代や設営費などの経費削減もでき、移動に伴う猫の肉体的な負担がなくなるといったメリットがありますが、譲渡後のコミュニケーションが取りにくく、相手の人柄や生活環境などの把握が難しくなるなどのデメリットもあることに注意しましょう。

◆保護猫を迎えたい家族との面談について

【応募受付から面談までの流れ】
譲受希望者(保護猫を迎えたいという希望者)が応募してきてから面談を行うのには主に2パターンあり、それぞれの流れは以下の通りです。

譲受希望者が譲渡会に参加する場合
1.予約時に簡単な「参加申込書(アンケート)」を記入してもらう
2.譲渡会場またはシェルターに来場してもらう
3.対象の保護猫について、スタッフが説明する
4.家族として迎えることを希望する場合は、「譲受申込書」に記入してもらう
5.記入内容を確認し、団体内で検討する(後日、希望者へ連絡)
6.希望者と面談(またはトライアル)を行う

譲受希望者が譲渡会に参加する場合
1.HPなどの募集ページから希望の猫を探してもらう
2.家族として迎えることを希望する場合は、「譲受申込書」に記入してもらう
3.記入内容を確認し、団体内で検討する(後日、希望者へ連絡)
4.希望者と面談を行う

譲渡会やシェルター訪問の場合は予約の要不要に関係なく、必ず「譲渡規約」に同意の上、参加申込書に必要事項を記入してもらいましょう。

【確認事項】
譲受希望者との面談では、希望者が記入した「譲受申込書」の内容を確認しながら、以下のことを確認する必要があります。

記載された内容に不備や偽りがないかのチェック
希望者の中には猫を迎えたいがために真実と異なることを記入する人もいるので、記入内容に偽りがないか、ひとつひとつ丁寧に確認すること。
【高齢者や単身者の場合】サポート体制の確認
60歳以上の高齢者や一人暮らしの単身者への保護猫の譲渡は基本的に不可としている自治体もあるが、一方で保護猫の年齢や特徴、飼育を手伝ってくれる人がいるかどうかによって譲渡するケースもあるためきちんと確認すること。
※事前にどう判断するか決めておくとスムーズです。
【集合住宅の場合】管理規約のコピーを持参してもらう
飼育する住居が集合住宅の場合は、「ペット飼育可」が記載されている管理規約を面談時に持参してもらい、譲渡が決まった際にはコピーを保管しておく必要がある。
※分譲マンションの場合は必ず管理規約の確認をし、賃貸の集合住宅の場合は管理会社と貸主に一筆書いてもらうなど、譲渡前にペット飼育OKであることを必ず確認してください。

◆保護猫譲渡の可・不可を判断するポイント
面談は、保護猫と新しい家族とのベストマッチングを決めるための大事なステップです。
保護猫の譲渡条件をあらかじめ設定しておくのは勿論ですが、譲受希望者とじっくりとお話することが大切です。
また、面談時にお迎えするか否かの返事を受けるのではなく、面談後に家族全員でしっかりとお話し合いをしてもらい、気持ちが落ち着いた後日にお返事をもらうようにしましょう。

◆保護猫のトライアル
初めて猫を飼う、すでに飼育している先住ペットがいるといった、面談時に気がかりな要素があった場合、正式譲渡を前提としたトライアルを実施します。

【期間は1週間~1ヶ月程度】
トライアルは猫と新しい家族の相性を確かめるものですが、
「先住ペットと喧嘩が絶えない」
「家族にアレルギーが発症した」
などといった予測できなかった場合を除き、そのまま正式譲渡となることを譲受希望者に理解してもらいましょう。

※団体によっては仔猫のトライアルを行わない場合もあるため、トライアル期間を設けるかどうかは事前に決めておきましょう。

またトライアル期間が始まる前までに、新しい家族の方には猫を飼育するのに必要なもの(ケージ、トイレ、エサ入れ、水入れ、寝床、爪とぎ等)を取り揃えてもらっておきましょう。

【トライアル開始時に行うこと】
トライアルを始める時は、以下のことを行います。

1.猫を届けに行く際、トライアルに適する環境であるかを確認する
面談で聞いた家族構成や飼育環境に食い違いがないか(室内環境や、家の内外を自由に出入りできるか等)をしっかりと確認すること
※自宅訪問の結果、トライアルをお断りせざるを得ないことも…
2.脱走防止対策を徹底するよう、再度念入りに伝えておく
『脱走』はトライアル期間中に起きるトラブルで最も多い問題なので、脱走防止対策を徹底するよう再度伝えること
※特に、人慣れしていない元野良猫の場合は環境が変わったことでストレスを感じやすくなっており、玄関や窓の開閉時に逃げ出してしまうこともあるため注意が必要
3.トライアル期間中に確認してもらうことを伝えておく
トライアル期間中は、これから先ずっと暮らしていけるかを判断してもらう期間であるため、以下のことに焦点を当てて過ごしてもらうようお願いしよう

・先住ペットとの相性
・猫が問題行動をしていなかったか
・猫の健康状態はどうか
・家族にアレルギーが出るなどの予測していなかった事態はないか
4.トライアル契約書に記入してもらい、身分証のコピーと譲渡金を受け取る
トライアルを行う時はトライアル契約書に記入してもらい、身分証のコピーと譲渡金(保護猫にかかった医療費など)を受け取ること

トライアルはあくまで正式譲渡が前提なので、開始時に譲渡金を受け取り、万が一返還になった場合にのみ返却するのが一般的です。
譲渡金の受取に関しては、(医療費などをそのまま頂くのか、或いは一部を交通費などの費用として受け取り残りを返却するのか等)事前にどうするか決めておく必要があります。

【トライアル開始時に行うこと】
予定していたトライアル期間が終わった時点で、譲受希望者の意志を改めて確認し、正式譲渡を行います。
家族全員の意志が固まり、猫との相性や健康状態に問題がなければ、「ワクチン接種済証明書」「ウイルス検査結果」などの証明書を渡し、譲渡契約書に記入してもらったら、譲渡性立です。
※トライアル期間中の確認項目のどれかひとつでも問題があった場合は、無理に譲渡を進めずに返還してもらいましょう。

◆正式譲渡における注意点
トライアルを行わず、面談後そのまま正式譲渡になる場合も、面談で聞いた家族構成や飼育環境に食い違いがないかなど、実際に猫を自宅へ届けに行く際しっかり確認しましょう。(自宅訪問の結果、猫の譲渡をお断りせざるを得ないこともあります)
自宅訪問に問題が無ければ、「ワクチン接種済証明書」「ウイルス検査結果」などの証明書を渡し、譲渡契約書に記入してもらい、譲渡金を受け取りましょう。

また、譲渡後も定期的に、迎えた猫の健康状態や飼育状況について報告してもらう期間を設けます。(報告の頻度と期間は事前に決めておきましょう)

◆定期報告の目的
猫が適正に飼育されているかを確認する他、飼育に関しての悩みや疑問に答える意味もあります。

「中々家族に馴染んでくれない」
「トイレのしつけが上手くできない」
「先住ペットとの縄張り争いが絶えない」

など、実際に一緒に暮らしてみて感じる戸惑いや不安や疑問を、日頃から気軽に相談できる窓口として信頼関係を保っておくことはとても大切です。

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